阪神11得点バカ勝ちに4番・大山悠輔の途中交代が冷や水…貧打解消へ黄信号
神宮球場の阪神ファンがどよめいた。
阪神の主砲・大山悠輔(27)が24日のヤクルト戦の三回表、左翼線に安打を放って二塁へ滑り込んだ際に、苦悶の表情。自らオーケーサインを出し、代走は送られなかったが、直後の守備から交代したのだ。
大山は開幕戦こそ7番で起用されたが、徐々に調子を挙げ、ここ最近は4番で固定されている。この日も2打数2安打。22日の同戦でも本塁打を含む3安打を放っている。
この日の阪神は佐藤輝明がリーグトップタイに並ぶ6号本塁打を含む3安打。同期入団の中野も負けじと今季1号を放って猛打賞。開幕から不振が続き、「矢野監督のエコひいき」と揶揄されていた糸原も2安打をマークするなど、16安打11得点で大勝した。
が、仮に大山が離脱することになれば、低迷の元凶となっている貧打解消は覚束なくなる。ファンは軽傷を祈るばかり……。