“情の人”ソフトB藤本監督が主力に「憎まれ口」で荒療治 甲斐や千賀らにチクリの真意

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 昨年までチームを率いていた工藤前監督は報道陣の前で選手の個人批判をせず、選手を大人扱い。それだけに新監督の口うるささが目立つ。とはいえ、藤本監督も感情的に選手を非難しているわけではなさそうだ。あるホークスOBは「今のチームには、それが必要だからです」と、こう続ける。

ソフトバンクは2020年まで4年連続日本一。そのせいで『俺らは強い』とおごりが出てしまっている部分もある。工藤監督の『大人扱い』も拍車をかけた。その結果が、昨季の4位。この巨大戦力で2年連続V逸はもってのほかだが、一度緩んだタガはなかなか直らない。チームは今のところ首位ですが、藤本監督はそれをわかっているからこそ主力にも苦言を呈しているのです」

 開幕戦に代打を送られた今宮が翌3月26日に3安打を打つと、「昨日外されて悔しかったんでしょう。僕を憎んでくれたらいい。憎まれ役ならなんぼでも買います」と、こともなげに話していたヒゲの指揮官。昨9日は先発のレイが完封勝利。荒療治がクスリになればいいが。

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