秋山翔吾まさかの“大穴”広島入りのウラ側 会沢翼&菊池涼介が“直電”猛プッシュ!
■侍Jで同じ釜の飯を食った“盟友”
一方の広島は、今季からカブスへ移籍した鈴木誠也の穴が埋まらず、唯一のレギュラー外野手である西川が故障で長期離脱。外野手の補強が急務だった。鈴木本部長が「来てもらえればカープの大きな財産になる」などと、熱意を持って口説いただけでなく、侍ジャパンで同じ釜の飯を食った“盟友”の後押しもあったという。広島OBが言う。
「秋山はセ・リーグでのプレー経験がなく、広島には縁もゆかりもない。2019年のプレミア12を機に親しくなった同学年の会沢翼と、1学年下の菊池涼介が秋山に直接電話をし、『一緒にカープでやろう』と説得。球団は選手の人脈もフル活用して、プレーや生活面のバックアップを約束したと聞きました。中でも菊池は友達付き合いをするほどの仲。秋山も公私両面で頼りにしているようです」
メジャーでは通算142試合出場で打率.224、0本塁打、21打点とサッパリだったが、西武時代は通算打率3割を超える安打製造機として鳴らした。“盟友”の支えを糧に新天地で輝けるか。