ロッテ佐々木朗希“血染め降板”の後遺症は…マメ体質なら右ヒジに負担、大谷翔平も経験
ロッテは佐々木がプロ入りする前の面談で、当時の永野チーフスカウトが、「右手でコップを持たない。湯船に指を長くつけない。テーブルの角などを使って、常々、指をこすっておけば、皮が硬いままの状態を維持できる」とマメの予防策を提示したというから、佐々木もそれなりに気を付けていたのだろうが、それでも血マメができて破れたということだ。
マメといえば、エンゼルスの大谷翔平も日本ハム時代、マメに悩まされた。父親の徹さんによれば「シニアのときは人さし指と中指によくマメをつくっていました。マメの下にまたマメができるのです。なので風呂に入ったときも指先を湯につけないようにするとかはしていた」そうだが、それでも……なのだ。
エンゼルス移籍後も何度かマメを潰している大谷は、マメを気にしながら投げ続けたために、右肘に負担がかかったこともあるという。
マメができる指先は投手にとってボールに回転を与える重要な箇所。佐々木のマメが体質によるものだとすれば、今後もやっかいだ。