菅野徳雄ゴルフジャーナリスト
１９３８年生まれ。岩手県出身。立教大卒。１９６４年からゴルフ雑誌の編集にたずさわり、中村寅吉をはじめ、河野高明、安田春雄、杉本英世、尾崎将司など、数多くのトッププレーヤーを取材。わかりやすい技術論と辛口の評論で知られる。「ゴルフ・トッププロのここを学べ」「ゴルフスウィングの決め手」「即習ゴルフ上達塾」などの著書がある。
西郷真央は全米でディボット跡に苦戦…世界で戦える選手が生まれない理由は練習にあり
公開日： 更新日：
戦前、宮本さんはアメリカにも何度か遠征した。
「日本のフェアウエーはコーライ芝だからボールが浮いておりティーアップしているようなものだ。米国のフェアウエーは芝が軟らかいのでボールが沈んでいると分かった」
それ以来、プロに教えるときは芝の上にあるボールを足で踏みつけて打たせた、と言った。
近ごろ、ゴルフ場に所属するプロが非常に少なくなった。そのため、練習場のマットの上で練習しているツアープロをよく見かける。男子プロは一見、いいスイングをしているようでも、勝負強い選手がなかなか現れないのは、やさしい状況でしか練習をしていないからだ。
