不調の吉田麻也にケガの冨安…W杯で正CBコンビ不在危機、森保監督に善後策はあるのか?
所属する英プレミア・アーセナルでは、ここ2試合続けて出場したが、いずれも「残り15分」の限定プレー。故障が完治しておらず、おっかなビックリの起用なのだろう。
■安心して試合を任せられる選手は…
正CB2人がピリッとしない場合、森保監督に善後策はあるか?
「W杯最終予選の地元での中国戦とサウジアラビア戦は吉田も冨安も不在でしたが、サブ組の谷口(川崎F)と板倉(ボルシアMG)の活躍で無失点勝利を収めた。谷口と板倉には安心して試合を任せられる。しかしながら、この2人のバックアッパーとなると国際経験なども含めて心もとない。ドイツでプレーする伊藤洋もそうだが、7月の東アジアE-1選手権に招集された横浜Mの畠中、名古屋の中谷といった国内組は代表での国際試合の経験が少なく、17年代表デビューの植田は22年になってから招集されていない。吉田と冨安の戦線離脱は絶対に避けなければなりません」(元サッカーダイジェスト編集長・六川亨氏)
カタールW杯は11月20日の開幕。指揮官には眠れぬ夜が続く──。