ターナーのRソックス入りは吉田正尚に追い風 圧倒的経験と情報量、守備位置の指示も的確

公開日: 更新日:

 ドジャースで19年まで約3年間、同僚だったベテラン左腕のリッチ・ヒル(42)はレッドソックスの地元ボストンのメディアに「強豪チームをまとめてきたターナーの経験はレッドソックスでも生きるはずだ」と話している。

 ヒルによれば、ドジャース時代のターナーは相手打者の打球傾向も把握し、ピンチの場面ではマウンドに足を運んで投手にアドバイス。内外野に守備陣形を指示することも珍しくなかったという。

 ターナーは来季、一塁兼DHで起用される見込みだが、本人は三塁にこだわりを持っている。コーラ監督は今季まで三塁を守ったデバースが守備に難があり、故障がちのため、負担の少ない一塁かDHに配置転換を検討している。

 ベテランが三塁の守備に就けば、吉田には追い風だ。左翼での起用を有力視される吉田は、守備範囲が狭いうえに弱肩。本拠地フェンウェイパークは高さ11.3メートルの巨大フェンス「グリーンモンスター」がそびえ立ち、広範囲な守備は必要ないとはいえ、敵地では守備力が求められる。

 ターナーの指示を得て的確にポジショニングを取れば、吉田が守備で足を引っ張るシーンは少なくなりそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  2. 2

    周囲にバカにされても…アンガールズ山根が無理にテレビに出たがらない理由

  3. 3

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  4. 4

    田中圭が『悪者』で永野芽郁“二股不倫”騒動はおしまいか? 家族を裏切った重い代償

  5. 5

    中森明菜が16年ぶりライブ復活! “昭和最高の歌姫”がSNSに飛び交う「別人説」を一蹴する日

  1. 6

    永野芽郁「二股不倫報道」の波紋…ベッキー&唐田えりかと同じ道をたどってしまうのか?

  2. 7

    レベル、人気の低下著しい国内男子ツアーの情けなさ…注目の前澤杯で女子プロの引き立て役に

  3. 8

    芳根京子《昭和新婚ラブコメ》はトップクラスの高評価!「話題性」「考察」なしの“スローなドラマ”が人気の背景

  4. 9

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  5. 10

    大阪万博会場は緊急避難時にパニック必至! 致命的デザイン欠陥で露呈した危機管理の脆弱さ