ロシア選手が五輪目指し“あの手この手”…憲章「国籍変更ルール」で国を捨てるしかない

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 アスリートたちはどんな判断を下すのだろうか。

 ロシアのウクライナ侵攻により、国際オリンピック委員会(IOC)はロシア選手らを国際大会から除外するように各国際競技連盟(IF)へ勧告。多くのIFがロシアを締め出している。つまり、これまでは個人としてROC(ロシア五輪委員会)からの出場は認められていたが、それもダメに。ロシア国籍の選手は全て排除されるということだ。

 テニスの4大大会の中では全英オープンだけがロシアとベラルーシ選手の参加を認めないと発表。ロシアの女子選手がジョージアに国籍変更し注目された。

 ロシア選手の国籍変更といえば、昨夏の東京五輪で自転車男子ロードレースにROCとして出場したパベル・シバコフ(24)が、24年のパリ五輪はフランス代表として目指すという。シバコフは両親がロシア人だがフランスで育ち、国籍を取得済みだった。

 一方で、東京五輪陸上女子走り高跳び金メダルのマリア・ラシツケネ(29=ROC)は、母国が国際大会から除外されている措置の解除を求め、IOCのバッハ会長に公開書簡を提出した。

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