佐々木朗希の豹変をロッテ監督・選手が明かす 7回1安打11K無失点でオリ由伸に投げ勝ち2勝目

公開日: 更新日:

■おどおどから「堂々」へ

 WBCで日本代表の投手コーチを務めた吉井監督は、

「おどおどしないというか、堂々とするようになった」

 と、語っていた。

 昨季、佐々木とバッテリーを組んで完全試合を達成した捕手の松川虎生(19)は、佐々木の変化を日刊ゲンダイにこう話していた。

「ボール自体の質も良くなっていますが、今は考えて投げていますね。自分の中で、冷静に抑えようという意識が出てきたんじゃないかと思います」

 佐々木がこの日、最大のピンチを迎えたのは1-0の六回。1死二、三塁で打率.325のルーキー茶野に対し、暴投を恐れずフォークを多投。最後はワンバウンドのフォークで空振り三振に仕留めた。少しでも手元が狂えば、暴投、即失点の緊迫した場面を冷静かつ大胆な投球で切り抜けた。

 佐々木はチームの勝利が決まった瞬間、29歳の藤岡の頭をパタパタと叩き、お立ち台では先制適時打を打った25歳の茶谷を「僕はちょっと無理だと思ったけど、さすがです」とちゃかした。

 WBCを通じて大リーグの打者相手に結果を残した。その自信もさることながら、大谷(エンゼルス)やダルビッシュ(パドレス)ら超一流選手の行動や姿勢を間近で感じ、学んだ。そうしたもろもろが、メンタルに好影響をもたらしていることは間違いない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松本人志は「女性トラブル」で中居正広の相談に乗るも…電撃引退にショック隠しきれず復帰に悪影響

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    べた褒めしたベッツが知らない、佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れの過去!

  4. 4

    フジテレビ労組80人から500人に爆増で労働環境改善なるか? 井上清華アナは23年10月に体調不良で7日連続欠席の激務

  5. 5

    ついに不動産バブル終焉か…「住宅ローン」金利上昇で中古マンションの価格下落が始まる

  1. 6

    露木茂アナウンス部長は言い放った「ブスは採りません」…美人ばかり集めたフジテレビの盛者必衰

  2. 7

    中居正広「華麗なる女性遍歴」とその裏にあるTV局との蜜月…ネットには「ジャニーさんの亡霊」の声も

  3. 8

    和田アキ子戦々恐々…カンニング竹山が「ご意見番」下剋上

  4. 9

    紀香&愛之助に生島ヒロシが助言 夫婦円満の秘訣は下半身

  5. 10

    フジテレビにジャニーズの呪縛…フジ・メディアHD金光修社長の元妻は旧ジャニーズ取締役というズブズブの関係