ドラフト上位候補はもちろんだが…他球団が目を付けない「隠れた逸材」を探せ

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 西舘勇陽(右右=中央大)、下村海翔(右右=青学大)、武内夏暉(左左=国学院大)、草加勝(右右=亜細亜大)……。

 19日の神宮球場は東都大学のドラフト上位候補たちが次から次へと投げたため、ネット裏は朝から夕方まで、12球団のスカウトや編成担当者たちであふれ返っていた。

 ウチの球団も部長やエライさんたちが来るってんで、仕方なく神宮に行ったら、たまたま近くに座っていたある球団のGMが担当スカウトに小声で、

「きょうはアイツ、投げないのか?」

 と言って、右腕の名前を挙げたんだ。少なくとも上位候補といわれる投手じゃなかったので、おそらく隠し玉のひとりなんだろう。

「もちろんですよ。こんな目立つところで好投されたら、他球団に目を付けられちゃうじゃないですか」

 担当スカウトはニヤニヤしながら、やはりひそひそ声で答えていた。

 3試合目終了後、オレは、してやったりと部長に一部始終を報告。すると部長はこう言った。

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