吉田優利は国内メジャー初Vでもオーバーパー 厳しいコンディションで試された忍耐力
■メンタルは技術でカバーする
先週の悪条件の中でスコアを大きく崩した女子プロは、同じようなコンディションに遭遇した時に、今回の経験を生かせるかが問われます。同じ過ちを繰り返さないように、見つかった課題をクリアして欲しいと思います。
米LPGAツアーの国別対抗戦「インターナショナルクラウン」に出場した畑岡奈紗、渋野日向子、古江彩佳、笹生優花の日本チームは勝ち点がなく予選敗退でした。団体戦では各自が頑張ればいい、ではパートナーに頼ってしまう部分が出てしまい有利にゲームを進めません。ダブルスのポイントは常にチームを組んだ2人が長くてもバーディーパットを打つという状況をつくることで相手にプレッシャーをかけることができます。その点、日本チームは初日からお互いにタイミングが合わず、相手が有利になったと感じました。次回は2年後の開催になり、リベンジに期待しましょう。