金谷拓実が2週連続Vへ単独トップ発進 今週はジャンボ尾崎に近づく“試金石”
【ASO飯塚チャレンジドゴルフ】第1日
先週の国内メジャー「日本ゴルフツアー選手権」を完全優勝した金谷拓実(25)が、今週も好調だ。
初日は10アンダー、単独トップ。スコア62は自身の18ホール最少スコアを2打更新。11バーディーも自己ベストを2つ伸ばした。2週連続優勝達成なら2022年の今平周吾以来になる。
金谷は昨年、海外へ積極的に挑戦して米PGAツアー参戦への足がかりを求めたが、結果を残せずに苦労した。
今年もスタンスは変えず、2月にはオマーンで行われたアジアンツアーで海外初優勝。ようやく苦労が報われて、着実に成長しているのがわかる。
■ジャンボは3戦連続Vを過去5回も
国内男子ゴルフは、かつて圧倒的な強さを誇った尾崎将司がツアー人気をけん引し、毎週多くのギャラリーが会場に押し寄せて賑わった。ところが、2000年以降は尾崎に続くスケールの大きいスター選手が現れず次第に人気が衰え、試合数もどんどん減っていった。