日本代表躍動した海外組、“懸案”古橋亨梧には「ゴール」という目に見える結果を期待する
■印象に残ったのは三笘
英プレミアの三笘、スペインの久保、ドイツの鎌田、遠藤、ペルー戦で先制弾を放った伊藤、スコットランドの前田……それぞれの持ち味を遺憾なく発揮することで日本代表のレベルアップにつなげている。だからこそ2試合の合計が、10-1というスコアになった。
この「自信を持ってプレーする」というのは、そう簡単にできるものではない。
今の代表選手諸君は、ほとんど全員が欧州でプレーしているので「外国人選手慣れ」しているのが大きい。
我々の時代も、欧州や東南アジアに遠征して海外のチームと試合をする機会はあった。でも「慣れ」という面では、今の子たちみたいに海外のクラブに所属し、日常的に外国人と対戦していたわけではないから、自信を持って己の能力を100%発揮するのは、難しい作業だった。
ペルー戦で最も印象に残ったのは、チーム2点目を決めた三笘だろう。
攻撃の起点として何度も好パフォーマンスを見せ、英プレミアでの活躍ぶりがダテじゃないことを証明してくれた。