首位DeNAに横たわるバウアーの「32億円」高額年俸問題…来季契約めぐり早くもヤキモキ
阪神に3連勝し、5月12日以来の単独首位に立ったDeNA。6月は交流戦で優勝するなど、26日現在で13勝6敗と好調だが、その原動力となっているのが助っ人バウアー(32)だ。
25日の阪神戦は7回途中3失点で5勝目をマーク。日本デビュー当初は打ち込まれるケースがあったが、6月は負けなしの4連勝だ。中4日での登板を直訴するなど獅子奮迅の働きで、現役メジャーリーガーの本領を発揮している。
1998年以来25年ぶりの優勝に欠かせない存在となった助っ投だが、チーム周辺では「このまま勝ち続ければ、来季も契約できるのか。メジャーへ帰ってしまうのではないか」という声が聞こえてくる。
今季のバウアーの年俸は基本給300万ドル(約4億3000万円)プラス出来高100万ドル(約1億4300万円)の最大5億7000万円。これだけでも十分高いが、バウアーは今季、ドジャースとの3年契約の最終年で、メジャーでの年俸約2250万ドル(約32億円)はほぼ、ドジャースが負担しているため、日米で計「37億7000万円」を稼ぐ計算になる。バウアーは32億円の保証があるからこそ、来季のメジャー復帰も見据えてDeNAと格安で契約したフシがある。