桜井心那45位T出遅れ発進で問われるニューヒロインの真価 プロは「初Vの次の試合が大事」

公開日: 更新日:

【ミネベアミツミレディス北海道新聞カップ】第1日

 雑音は自分で封じるしかない。

 メルセデスランクの上位陣など、多くの実力者が同日開幕の全米女子オープン参戦のために欠場する今大会。初日は地元出身でホステスプロの菊地絵理香(34)が5アンダーでトップに立った。

 前週の大会でプロ初優勝を遂げた19歳の桜井心那は2オーバー45位と出遅れたが、その桜井を含めた今季プロ初Vの5選手はみな、優勝の翌週はV争いに絡めていない。

■次戦が大事

 プロは「初優勝の次の試合が大事」といわれ、次戦で予選落ちや下位に沈めば、「まぐれ勝ち」とシビアな視線にさらされる。栄冠が重圧になって調子を崩す選手が過去には何人もいた。

 逆に、勝てずとも上位でフィニッシュすれば、ライバルに強さを印象付けられるし、自分自身も波に乗れる。その典型例が昨季の開幕戦でプロ初Vを飾った西郷真央(21)で、翌週も1打差の2位に入ると、序盤の10試合で5勝も挙げてライバルたちを圧倒した。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…