岐阜・大垣日大“仏”の阪口慶三監督を直撃! 79歳でも高校球児を指導し続けるワケは?
「そういうこともあったのかもしらん。無我夢中でやっていたから。いまはもう、そういう年齢じゃない。もう怒ることも何もない」
──怒りたくなることもなくなった、と。
「注意はしますよ」
──選手のひとりは「元気のないプレーをしたら叱られる」と。
「一生懸命やらない子。毎日のことだからね。やる時もやらん時もあるわ。子供だからね。頑張ってやろうよ、と(注意する)」
──今どきの子は、昔の子と違いますか?
「頑張って練習についてくる。……かわいい」
──お孫さん(高橋慎)と甲子園出場。孫がいることで指導の際に気を使ったことは。
「うん。うちに来た子はみんな私の子供だから。……平等。孫がおるとか、おらんとか、そんな認識したことない」
──正直、選手の名前を覚えることは大変になってきていますか。