捕手が“隠れ補強ポイント”巨人がFA戦線で早くも「一敗」…オリFA若月健矢が来季残留明言
オリックス・若月健矢(27)が5日、来季もチームに残留することを明言した。
先月22日に国内FA権を取得したばかり。異例の早期決断はリーグ3連覇を目指すシーズンに集中したいからだった。
「それが一番大きい。いろいろ抱えて悩んでいる1週間くらいは本当に苦痛だった。早く決めて楽になりたかった」と吐露した。
2013年ドラフト3位で花咲徳栄高(埼玉)から入団。10年目の今季は、ここまで82試合に出場している。
今年から同学年の森友哉がFA加入したものの、併用の形ながら、エース・山本由伸の相棒を務めるなど存在感を発揮。バットでも打率.268の成績を残している。
今季の年俸は4800万円。補償のいらないCランクということもあり、もしFA宣言するようなら争奪戦に発展する可能性もあった。
■壊滅的な投手だけじゃなく捕手も補強したかったのに…
これにより、じだんだを踏んでいるのは巨人ではないか。阿部慎之助ヘッド兼バッテリーコーチは昨春の日刊ゲンダイのインタビューで「若手の正捕手を早急に育てたい」という構想を語っていた。さる球界関係者がこう言った。