大谷翔平がエンゼルスに残留しなかったのは“渋チン”オーナーのせいなのか?
エンゼルスにとって大谷翔平が在籍した2018年間からの6年間は、夢のような時間だったに違いない。
あのベーブ・ルース以来、約100年ぶりの投打二刀流で数々の伝説を打ち立てるなど、メジャーリーグを席巻した……が、大谷のドジャース入りによって、その夢は終わりを告げた。
現地時間14日付の米ロサンゼルス・タイムズ(電子版)によると、大谷の代理人であるネズ・バレロ氏は、最後の最後までエンゼルスとのホットラインを打ち切ることなく交渉し続け、「彼はエンゼルスでプレーすること、そこにいる人々、すべてが好きだった。だから私たちは彼らにチャンスを与えるという考えを持ち続けた。しかし、最終的にはうまくいかなかった」と明かしたという。
同記事によると、ドジャースが用意した10年総額7億ドル(約1000億円)の条件を用意した一方で、エンゼルスは「提示額はドジャースなどの(競合相手)に及ばなかっただろう」としたうえで、関係者の話として「足を引っ張ったのはモレノオーナーであり、大谷サイドの要望に応えられなかった」と指摘した。