大谷翔平ドジャースでの「二刀流」完全復活は3年後か…1度目の手術からの軌跡を振り返る

公開日: 更新日:

 大谷翔平はこの国に残された唯一の希望である。

 ワイドショーはもちろんのこと、定時のニュースまでも大谷の移籍先について膨大な時間を費やし、ドジャースに決まったときは号外まで出た。

 私も大谷ファンである。大リーグ移籍以来、NHK・BSでほとんどの試合を見てきた。野球選手としてはもちろん、人間的にも優れた大谷が、多くの人に愛されるのは当然である。

 だが、そんな私から見ても、今回の騒ぎは異常というしかない。

 移籍先にしても初めからドジャースしかなかったのだ。10年越しの相思相愛関係、大谷の手術をした医師が顧問をしている。長引いたのは契約金をいくらにするかではなかったのか。

 大谷がいくら欲しいと言ったとは思えない。だが、この契約が大きなニュースになるためには「史上最高額」という見出しが、人気が下降気味のメジャーリーグ全体にとっても必要だったのであろう。

 ドジャースはMLBの盟主だから、この契約で話題を集め野球人気を盛り上げようと考えたとしても不思議ではない。それが10年1000億円超という破格の金額になったのではないのか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇