ロッテ佐々木朗希「選手会をいつ脱退?」 選手会事務局長を直撃すると驚愕の新事実が!

公開日: 更新日:

「その心配もありますが、我々としては毎年入団する新人選手に、粘り強く話をしていくしかありません。佐々木選手から連絡が来た時も、選手会とはどういうもので、これまでこうしたことをやってきた……と説明はしました。それでも『辞めたい』と。我々には強制力がないので、無理やり引き留めることはできません」

 ――これまで選手会は経営者側と様々な交渉を重ね、権利を得て来ました。

「もともとなかったものを交渉で勝ち取ってきたわけですからね。新人選手には、必ず2004年のストライキの話(プロ野球再編問題)をしています。労働組合として団結していたからこそ、現在の12球団という形が維持できている。もし、あの当時、選手会がなく、各球団の事情だけで物事が進んでいたら、果たしてどうなっていたか」

 ――FA制度や、それこそ佐々木が行使しようとしているポスティングも選手会の尽力で今の形になった。

「ポスティングも当初は最高入札額の1球団としか交渉できなかったのを、30球団すべてと話し合えるようにしました。FAにしても、選手会に入っていなくとも行使する選手はいます。もし、佐々木選手が1人で何でもできる、と判断していたとすれば、それは違うのかな、と思います」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動