阿部慎之助新監督1年目のキャンプを視察した「他球団覆面007」が新生巨人を丸裸!【投手編】
巨人は球団創設90周年と新球場の台北ドーム開業を記念して、同球場で2日に中信ブラザーズ、3日に楽天モンキーズと親善試合を行う。
阿部慎之助監督(44)は宮崎、沖縄でのキャンプを振り返り、「いいキャンプだった。その一言に尽きる。MVPは全員」と話したが、他球団の関係者は新生阿部巨人をどう見たか。キャンプを視察した某スコアラーに丸裸にしてもらった。【投手編】
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投手陣では、ドラ1の西舘はスライダー、カーブ、フォークといった変化球でストライクが取れるのが強み。ただ、キャンプ序盤に「空振りが取れない」と嘆いていたように、ストライクゾーン内でほぼ空振りが奪えていないのが気になった。新聞紙面上で「踏み出す足がアウトステップするから、開きが早くなり、球の出どころが見やすくなっている」と専門家が指摘していたが、アウトステップしても、上体は残っており、開きが早いわけではない。球団事務所でトラックマンのデータを見て球の回転数などを確認したいと思っている。