逆風吹き荒れても打ちまくり「どすこい!」…ソフトバンク山川穂高が語る「メンタルに依存しない技術」
またまた”どすこい”だ。8日のロッテ戦、ソフトバンクの山川穂高(32)は初回の2死一塁で打席に入ると、開幕投手に内定している小島和哉(27)のストレートをとらえ、左中間に2ランを放った。5日のヤクルト戦でも本塁打を放っており、オープン戦4試合で9打数4安打、打率.444と実力を見せつけている。
昨年、知人女性に対する強制性交の疑いで書類送検され、不起訴処分とはなったものの、FAでの移籍には賛否が飛び交った。人的補償をめぐってもゴタゴタがあったうえ、4年総額20億円という大型契約の責任も生じ、何としても結果を残さなければならない立場。大きなプレッシャーからプレーに支障をきたしてもおかしくなさそうだが……。
今春のキャンプ期間中、メンタルについてこんな持論を展開していた。
「メンタルの強い弱いって、僕はなにをもってメンタルが強いかっていう話なんだろうと。WBCも経験しましたが、周りの人を見てもメンタルが強い人っていうのはいないと思います。打てる打てないという話では、メンタルどうこうより技術があるかどうかの問題かと。ギータさん(柳田)とか近ちゃん(近藤)は凄く技術があるから、活躍している」