岡本和真、坂本勇人、カブス鈴木誠也も… 巨人・秋広は当てはまるか「高卒4年目」の法則
巨人の秋広優人(21)がピンチだ。
左翼の開幕スタメンの座を狙うが、オープン戦の打率は5試合で.154。現在は打席数を確保するため、二軍調整となっている。
高卒3年目の昨季は、121試合に出場し、打率273、10本塁打、41打点。松井秀喜氏の背番号「55」を継承する期待のスラッガー候補として今季のブレークにつなげるはずだった。二軍監督時代に手塩にかけてきた阿部慎之助(44)の期待は大きいが、一軍スタートだった春のキャンプから一向に調子が上がってこない。さるチーム関係者がこう言う。
「オフに阿部監督がレギュラーを確約したのは岡本、坂本、門脇の3人。秋広は調子に乗りやすい性格で、オフの行事の際に立て続けに遅刻したこともあり、慢心があると踏んだ阿部監督は、あえて名前を出さなかったともっぱら。対照的にドラフト3位ルーキー佐々木はオープン戦首位打者で松原も好調。丸も復帰したし、外野争いで秋広は窮地に追い込まれています。ファンも指示する生え抜きの大砲候補とはいえ、阿部監督は期待値だけでは使わないでしょうから」