岡本和真、坂本勇人、カブス鈴木誠也も… 巨人・秋広は当てはまるか「高卒4年目」の法則

公開日: 更新日:

 成功している高卒野手をみると「4年目」がターニングポイントになっていることが多い。

 前年まで一軍に定着できなかった岡本和真(27)は18年に全143試合に出場して打率.309、33本塁打、100打点と大ブレークした。

 坂本勇人(35)も10年に.281、31本塁打、85打点、14盗塁。自身初の30発をクリアした。

 他球団では鈴木誠也(現カブス)が129試合で初めて規定打席に到達。打率はリーグ2位の.335と、こちらもも大ブレークを果たした。四球数が前年の16から53に激増した。鈴木はこう振り返っていた。

「逆方向を意識したらポイントが近くなって低めのボール球になる落ちる球を見極められるようになった。四球を選べると打率が上がりますから」

 兄貴分として慕う師匠の中田翔(34=中日)も初めて規定打席に到達したのが4年目の11年で、143試合に出場して18本塁打、91打点。4番定着の足掛かりをつくった。


 まだ21歳とはいえ、生き馬の目を抜くのがプロの世界。ボヤボヤしていると、あっという間にチャンスはなくなる。

 ◇  ◇  ◇

 今季はトレードが活発化する気配がある。その中で最も注目を集めているのが巨人小林誠司(34)だという。それらについて詳しく報じている●関連記事【もっと読む】…も要チェックだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    佐々木朗希「開幕メジャー確約なし」のナゼ…識者は《朗希サイドの非常識な要求》の可能性を指摘

  2. 2

    佐々木朗希の「独りよがりの石頭」を球団OB指摘…ダルやイチローが争奪戦参戦でも説得は苦戦必至

  3. 3

    下半身醜聞の西武・源田壮亮“ウラの顔”を球団OBが暴露 《普通に合コンもしていたし、遠征先では…》

  4. 4

    佐々木朗希はロッテの「足枷」だった…いなくなってFA石川柊太の入団がもたらす“これだけのメリット”

  5. 5

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  1. 6

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 7

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

  3. 8

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  4. 9

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  5. 10

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース