巨人の開幕ローテは残り「1枠」…旧エース菅野智之orドラ1西舘勇陽、脱落するのはどっち?
巨人の先発ローテ争いが熾烈だ。
阿部慎之助監督(44)が先週、「先発を8人くらいで争わせている」と開幕ローテ争いの状況を説明した。現状、当確は開幕投手の戸郷、山崎伊、グリフィンの3人。状態のいいメンデスも有力で、高橋礼も6枠に殴り込みをかけてきた。
さらに13日のソフトバンクとのオープン戦に先発した菅野智之(34)、ドラフト1位ルーキーの西舘勇陽(22=中大)、そして赤星が争う構図である。さる巨人OBがこう言った。
「ソフトバンクからトレード移籍の高橋礼がずっといい。当初の圏外から10日の敵地での阪神戦で一気に浮上した。昨季チーム防御率4.96と打ち込まれ、3勝10敗と大きく負け越した甲子園で4回2安打無失点。虎打線をほぼ完璧に封じたことで阿部監督は『ローテに入るかもしれない』と示唆。メンデスと高橋礼が有力なら残りは1枠です」
このOBが続ける。
「現状は菅野が上にいるようです。3日の台湾遠征時の楽天モンキーズ戦で3回無失点4奪三振で、この日は4回5安打2失点。ただ、阿部監督は年齢的にも菅野が一年を通して先発ローテで回れるとは思っていません」