ソフトバンク山川穂高が逆襲の「どすこい!」 開幕戦の移籍1号が殊勲の勝ち越し打
逆襲の一発が火を吹いた。
29日、ソフトバンクの山川穂高(32)が同点の七回、オリックスの宮城から勝ち越しのソロ弾。逆方向の右中間にライナーでブチ込む移籍1号は、チームの開幕戦勝利に貢献する殊勲打となった。
ダイヤモンド一周後は、ベンチ前で決めポーズの「どすこい!」を披露したものの、ヒーローインタビューでは一転して、神妙な態度。
インタビュアーにどすこいパフォーマンスに聞かれると、「嬉しかったです、はい」とだけ答え、さらに「4番で一発。自信になったのでは」との質問には、「はい、なりました。ありがとうございます」と、ほぼ棒読みである。
西武時代の昨年5月に女性問題が発覚し、書類送検。球団に「コンディション調整」の名目で、事実上の公式戦無期限出場停止処分を食らい、1年を棒に振った。オフにFA宣言すると、西武ファンから「不義理だ!」とブーイングを浴びせられ、ホークスファンからも「そんな選手はいらない!」と集中砲火を食らった。
炎上を避ける意味でも控え目な発言になったのだろうが、自慢のバットは別のようだ。