日本ハム山﨑福也が5勝でリーグトップ 好調の秘密はOB絶賛「超速テンポの初球ストライク率」

公開日: 更新日:

「特筆すべきはテンポの良さです。打たれることを恐れずにどんどんストライクを投げ込み、四球が少ない。この日も3失点した二回を除けば、初球ストライク率が高かった。そりゃ、野手のリズムも良くなり、打線の援護が期待できますよね」

 現役時代、巨人の“勝利の方程式”として活躍した評論家の橋本清氏も手放しで褒め上げる。

 昨21日のオリックス戦に先発した日本ハム山﨑福也(31)。オフにFA移籍した左腕は古巣との初対決にも、いつものように淡々とアウトを積み重ねた。制球を乱した二回に3点を先制されたが、その後はストライク先行の投球を取り戻して六回途中で降板するまで無失点。打線の援護もあり、リーグトップの5勝目(1敗)を挙げた。

「自己最多の11勝を挙げた山﨑福の昨季の初球ストライク率は64.6%。日本ハムに移籍してもそれは変わらず、ストライク先行で常に主導権を握れているのが、好投の秘密でしょう。3月のオープン戦では打者が構える前に投げたと判断されて反則投球を取られましたが、それほど投球のテンポも速い。今季のプロ野球の平均試合時間は3時間7分ですが(5月19日時点)、山﨑福は8試合の登板で2時間ゲームを3試合演出している。見事です」(橋本氏)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末