苦労人の巨人元ドラ1堀田賢慎「5年目の覚醒」はなぜ起きた...背後にいる5人の重要人物

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「新任コーチに最初に目を付けられた堀田は、秋のキャンプから『軸足をテーマにしよう』とアドバイスされた。シャドーピッチングの際、前に置いた10キロのおもりを軸足の右足で押し込むトレーニングを二人三脚で行っている。春のキャンプでも、ブルペンに居残ってスムーズな体重移動などの『内海投法』を伝授された。物腰が柔らかいから波長が合うようです」(前出のOB)

 秋のキャンプ後に参加した台湾でのアジア・ウインターリーグで「秋のキャンプから感覚はつかんでいた」と自己最速の157キロをマークした。

 もう一人の「師」は菅野智之(34)だ。オフ恒例のハワイ自主トレに2年連続で同行している。

「菅野に『パワーピッチャーは勢いをうまく使えた方がいい』と助言され、反動を生かすように投げてみたり、『トレーニングメニュー、食事、サプリメントなどを助言する』と線が細かった堀田はウエートや食事など、プロの体づくりを一から教わった。菅野は『コンディショニングコーチ』みたいな存在です」(チーム関係者)


 堀田は「六回の2アウトまでは粘り強く投球できたが、あと1アウトのところからの四球、逆転打は反省しないといけない」と悔しがった。

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