日本ハム“球宴ジャック”の必然 2季連続最下位から一変、ファンを魅了する目覚ましい新陳代謝
7月23、24日に開催される今年の球宴。昨23日に発表されたファン投票第1回中間発表で、実に6人が各部門トップ、計7人が選出圏内に入ったのが日本ハムだ。
山﨑福(31)が先発、河野(25)が中継ぎ、田中正(29)が抑え、田宮(23)が捕手、A・マルティネス(27)が一塁手、郡司(26)が三塁手でそれぞれトップ。万波(24)は外野手で最多得票のソフトバンク・柳田に次ぐ2位に入った。
過去2年はいずれもリーグ最下位、貯金すらつくれなかったが、今年は開幕から好発進。この日はオリックスに敗れたものの、23日現在、23勝17敗、貯金6でソフトバンクに続くリーグ2位につけている。
郡司が野村(23)を外野に追いやって三塁に定着したかと思えば、6年目の田宮は3割を打って正捕手に。若手が新たなポジションをつかみ取る姿は新鮮だ。
球宴第1戦が本拠地・エスコンフィールドで行われることもあって、北海道をはじめとする日本ハムファンが大量に援護したのはある意味、当然かもしれない。