日本ハム山﨑福也「足が速ければ野手にしたかった」元巨人打撃コーチの父・章弘氏が本紙に証言
天性の打撃センスは日大三高時代から。エースとして準優勝に導いた3年のセンバツでは打者として計13安打。1大会の通算安打の最多タイ記録を打ち立てた。
章弘氏が続ける。
「走者が一塁にいるケースでは、一塁手がベースについているため、一、二塁間が空いています。この日もそこを狙ってスイングしていて感心しました。明大時代も投手以外の日に一塁を守ったこともありました。もっと足が速かったら、野手にしたかったという思いはあります。首位打者を狙うような打者になっていたかもしれません(笑)」
投手としては思い出の甲子園で7回102球8奪三振。阪神打線を無失点に抑え、リーグトップの6勝目(1敗)を挙げた。打って投げてまさに「二刀流」の活躍に、山﨑は「アマチュア時代を思い出して野球をやっているなという最高の気持ち」とはにかんだ。章弘氏は「勝ったといっても野手の援護をもらっている。投手としてはいい時も悪い時もあるでしょう。これからも謙虚に投げて欲しいですね」と父親の表情を見せた。
◇ ◇ ◇
レジェンドであるダルビッシュは近い将来、再び日本ハムのユニホームを着る可能性がある。
●関連記事【もっと読む】ダルビッシュ「サイドスローで日本ハム復帰」の可能性...かつて本人が語った“最悪最後、中継ぎも面白い” も要チェックだ。