「全英女子」切符争いは大混戦…首位タイ小祝さくらから5打差以内に30人ひしめく

公開日: 更新日:

 微妙な位置にいるのが、現在53位の鈴木愛(30)だ。「全英に出たい」という鈴木愛は今大会初日1オーバー66位と出遅れたが、2日目は通算2アンダー21位タイまで順位をあげた。

 ツアー関係者がいう。

「2位の小祝や通算5アンダーの岩井千怜が優勝すれば、メルセデスランク5位の鈴木まで資格が繰り下がるが、この2人が2位までに入らなければ鈴木はこの試合を含めてあと5試合は世界ランキングを上げるために予選落ちは許されず、常に上位を狙わなければなりません。一方、全米女子が初の海外メジャーで通算10オーバー36位と健闘した尾関彩美悠(20)も聖地を目指している1人ですが、鈴木と同じ1オーバー66位から通算4アンダー11位までジャンプアップした。尾関はメルセデスランキングが16位。全米女子のポイント加算しても全英出場は無理。世界ランクも152位なのでこの大会で2位以上に入らなければ聖地へは行けません。残り2日もピンを攻めていくしかない。というより、優勝を狙える選手はみんなそうなります。見ているファンにとってはおもしろいですよ」

 2枚+3枚の全英切符は誰の手に……。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇