佐藤輝明を「守備で落として打撃で上げた」岡田監督の苦肉…“お仕置き”どころでない阪神の惨状
そう簡単には昇格させんよーーそんな気配すら感じさせたものの、4番の大山が打撃不振で自信喪失、5日に登録抹消されると、穴あきグラブの佐藤に“お仕置き”をしている場合ではなくなった。ただでさえ、阪神は6月以降の5試合で7得点と貧打にあえぎ、チーム打率はリーグワースト。打てる打者をファームで塩漬けにする余裕などない。
これまでの苦言はどこへやら、試合前は佐藤に「起爆剤になってくれ」と言った岡田監督。もっとも、守備下手がたった十数試合で上手くなるわけがなく、そうでなくとも佐藤は気持ちがプレーに直結するタイプだ。
復帰戦のこの日は4打数2安打。守備の不安が拭えない中でポロポロやることがあれば、肝心のバットにも影響しそうだが……。
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怠慢プレーなども指摘されている佐藤輝に対し、周囲からは「藤浪化」を懸念する声も上がっている。
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