どうするドジャース? 佐々木朗希の獲得に暗雲…他29球団は怒り心頭、さらに膨らむ恨み憎しみ
ダルは昨年3月のWBCで佐々木にスライダーを教えている。「ありがたかったです」「同じスライダーでも、全く別物を投げているような感覚。横に大きく曲がるような回転で投げています」と、佐々木は感謝しきりだった。ダルは佐々木との間に個人的なパイプもある。
巻き返しを期すヤンキースも、急浮上したパドレスも、それ以外の球団も、共通するのはドジャースに対して強い憎しみがある点。
カネも人気も頭脳もある常勝球団が、大谷と山本だけで飽き足らず、やりたい放題で佐々木まで手に入れようとしていることに怒り心頭なのだ。
「今年3月、MLB(大リーグ機構)がタンパリング(事前交渉)を厳しく取り締まるため、日本のプロ球団を含む他国のプロリーグ(韓国、台湾、メキシコ)とのチーム及び選手との関係性を解消するよう、全30球団に通達。メジャースカウトが球場以外で選手と密会することも厳しく禁止された。それもこれも29球団がドジャースの佐々木に対するタンパリングを疑ったことがきっかけと言われています」(特派員のひとり)