巨人・坂本勇人「守備固め起用」いよいよ現実味…“2匹目のドジョウ”が球宴明けにも一軍へ
上々のデビューである。
巨人の新助っ人野手のココ・モンテス(27)がの入団会見から一夜明けた昨16日、二軍戦に「6番・DH」で初出場。四回2死満塁から中前に弾き返した来日初安打が2点適時打となり、3打数1安打2打点。「3打席目は甘いボールをしっかり捉えられました」とコメントした。
【写真】この記事の関連写真を見る(12枚)
阿部監督には順調なら球宴明けから一軍に合流させたい意向がある。ポジションは遊撃か三塁。これはこの日、2試合連続でスタメン落ちした坂本勇人(35)の起用にも関係してくる。さる球界関係者がこう言った。
「阿部監督にはこんな構想があるそうです。モンテスが遊撃に入るなら、三塁に岡本和、一塁に大城卓。遊撃の門脇の調子が上がってくれば、遊撃はそのままで、三塁にモンテス、一塁に大城、岡本は左翼に回すというもの。ここにきて、助っ人内野手を補強したのは、2年目の遊撃・門脇が物足りないからというより、ベテランの三塁・坂本の代役を探す意味合いの方が大きい。5月に途中加入した外野手のヘルナンデスが打率.324をマークしてチームをけん引。阿部監督は『(ヘルナンデスが)いなかったらと思うとゾッとする』と目を細めていますが、総得点249はリーグ3位と相変わらずの得点力不足。〝2匹目のドジョウ〟としてモンテスへの期待は大きい。坂本はよほど状態を上げない限り、正三塁手としてのチャンスは少ないとみられています」