新井広島は最短で8.14Vマジック点灯!落合中日を彷彿とさせる「投手力とソツない攻め」で虎退治
いわゆる「投高打低」でリーグ優勝した代表例は、00年半ば~10年初頭に常勝を誇った落合博満監督率いる中日だ。
特に11年は、チーム防御率1位、チーム打率最下位で優勝している。当時の中日は、勝ち方を知るベテラン中心の成熟したチーム。若い選手が多い広島とはメンバー構成は違うとはいえ、長いイニングを投げる先発、鉄壁のリリーフ陣を擁するのは同じ。菊池、矢野の鉄壁の二遊間は、あの「アライバ」をほうふつとさせる。投手中心で最少失点に抑え、ソツなくしぶとく白星を積み重ねる姿には、共通する部分があるのではないか。
阪神の岡田彰布監督(66)は今年5月、広島に関して「去年も2位。メンバーも若いのが多いから、新井になってからガラッと変わった」と言っていた。昨季は広島を夏場以降に突き放し、11.5ゲームの大差をつけて優勝したが、今季はそうはいきそうにない。
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阪神も広島と同様に貧打問題を抱えている。評論家が指摘するその「元凶」とはいったい何か、ライバル球団が仕掛ける「虎対策」とはいったいどのようなものなのか。
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