「台湾152キロ右腕」巡り日米争奪戦勃発!オリックスはスカウト幹部がU18アジア杯に大集結
日本に負けず劣らずの粒ぞろいだったのが、決勝で日本を破って優勝した台湾代表のメンバーだ。
中でも、日本とのスーパーラウンド(6日)で先発し、4回無安打無失点の好投を見せた最速152キロ右腕のチェン・ムーヘン(陳睦衡=右投げ左打ち=写真)を巡って、日米で争奪戦が繰り広げられそうだ。
「181センチの上背があり、直球の威力はもちろん、カーブ、スライダー、チェンジアップも駆使する。内野手も務める“二刀流”で、大谷翔平(ドジャース)に憧れているとか。試合会場ではメジャーのスカウトに加え、ソフトバンク、日本ハム、オリックスなど複数球団が熱視線を送っていた。中でもオリックスは福良GMをはじめ、スカウト幹部が集結したほど。西武や巨人もかねて調査をしているようです」(放送関係者)
メジャーは野手として評価し、日本は投手として期待する球団が多いという。近年、台湾の高校から直接、日本球界入りする選手が増えている。このチェンも近く、日米のどちらでプレーするか、決断することになる。