阪神・佐藤輝明が甲子園「ラッキーゾーン」復活直訴も…味方投手にって《サトテルの拙守こそ死活問題》

公開日: 更新日:

 気持ちは分からないでもない。阪神佐藤輝明(25)が23日、年俸1億5000万円の現状維持で契約更改。席上、球団に「ラッキーゾーン」の復活を要望したことを明かしたのだ。

 今季は120試合に出場して打率.268、16本塁打、70打点。1年目から続けてきた20本塁打以上が途切れ、二軍落ちも経験した。

「サトテルの今季の甲子園での本塁打はわずかに4本。左打者泣かせの『浜風』に本塁打性の当たりが押し戻された打席が何度かあったのは確かです。1991年に甲子園からラッキーゾーンが撤去されて以降、阪神の日本人左打者で30本塁打以上を放ったのは3度の金本だけで、それも07年が最後です。過去にはその金本、OBの掛布さんらからラッキーゾーンの復活が提案されたことがある」(阪神OB)

 年間30本塁打以上を最低目標とする佐藤輝にとって、本塁打が出にくい甲子園は死活問題なのだが、「味方投手からすれば、サトテルの守備こそ死活問題。一発増による得点力アップより、打ち取った打球を確実にアウトにして欲しいというのが本音でしょう。サトテル自身も守備の不安が解消されれば、おのずと打つ方にも好影響が出る」とは前出のOBである。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 2

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  3. 3

    参院選で自民が目論む「石原伸晃外し」…東京選挙区の“目玉候補”に菊川怜、NPO女性代表の名前

  4. 4

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  5. 5

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  1. 6

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  2. 7

    我が専大松戸の新1年生は「面白い素材」がゴロゴロ、チームの停滞ムードに光明が差した

  3. 8

    逆風フジテレビゆえ小泉今日子「続・続・最後から二番目の恋」に集まる期待…厳しい船出か、3度目のブームか

  4. 9

    新沼謙治さんが語り尽くした「鳩」へのこだわり「夢は広々とした土地で飼って暮らすこと」

  5. 10

    石橋貴明のセクハラ疑惑は「夕やけニャンニャン」時代からの筋金入り!中居正広氏との「フジ類似事案」