オーナーが期待感…松井秀喜氏「巨人監督」は10年後の60歳までに実現するのか?
「ミスターに恩返しというなら、松井にはせめて後輩の阿部監督が就任する前に受けて欲しかったというのがOBの総意というか本音。現実問題として、今季は45歳の阿部監督2年目のシーズン。就任1年目で4年ぶりのリーグ優勝を果たし、長期政権の可能性もある。その後は1度目はわずか3年で終わってしまった今年50歳になる高橋由伸の再登板の可能性や、10年後なら、現在30台半ばの坂本や菅野あたりの現役晩年組も適齢期になっている。イチローとの対談でのリップサービスかもしれないが、最長で10年後の60歳で初めての監督就任なんて、どう考えても現実的じゃないでしょう」
山口オーナーは「今は阿部監督に頑張ってもらって日本一を取る」と語った。こちらの方がよっぽど現実的である。
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そんな巨人だが、来季に向けて看過しがたい大きな不安のタネがある。優勝に貢献した有能スコアラーがひっそりとライバル球団に移籍したからだ。つまり、「頭脳&膨大なデータが丸ごと流出した」と言っても過言ではない。いったい巨人で何が起きているのか。
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