大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」
実際、メジャー1年目の大谷は、オープン戦2試合に先発、計2回3分の2で9安打9失点、防御率27.00とボロボロだった。エンゼルスのキャンプ地も同じアリゾナ。滑りやすいメジャー球の扱いに手を焼いたクチだ。
大谷はこの年、6月上旬まで9試合に先発して4勝1敗。ローテーション投手のひとりとして機能するようになったのは、本人の言う「慣れ」だろう。だが、右肘靱帯を損傷して6月6日のロイヤルズ戦以降は9月に1試合投げただけ。10月に右肘靱帯の修復手術を受けた。
佐々木は前日、通常練習の後に居残りで強めのキャッチボールや重い球を使った壁当てを繰り返した。まだメジャー球が手の内に入っていないのだろう。大谷が言うところの「慣れ」。つまり時間が解決してくれるのかもしれないとはいえ、大谷のように肘にダメージがくることはないか心配にもなってくる。
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ところで、いまや本場米国でメジャーリーグの顔となった大谷だが、2028年ロス五輪に本人は乗り気でも「出場できない可能性」が濃厚だという。いったいなぜか。どうして大谷は大舞台に立てないのか。その「3つの理由」とは。
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