オリオールズ菅野は敵地の食事に要注意…遠征先で毎度の日本食調達は困難、衛生面にも懸念あり
今季は開幕戦で12人の選手がロースターに名を連ねるなど、日本人メジャーリーガーが増えたとはいえ、各球団とも日本人選手の所属チームでない限り、クラブハウスで日本食が提供されることはまずない。
これまで遠征先では現地の知り合いの日本人に依頼して、おにぎりなどの日本食を差し入れてもらう選手が少なくなかった。衛生面は十分に管理されているとはいえ、食材が傷みやすい夏場に差し入れされた日本食を口にした投手が食中毒を起こし、予定していた遠征先での登板を回避せざるを得ない事例もあった。
独身の菅野は巨人時代、栄養士と契約して摂取カロリーの管理を徹底した。食生活を安定させるためには、現地で栄養士を雇うしかなさそうだ。
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そんな菅野に対し、球界の重鎮・権藤博氏は本紙連載コラムで「35歳でもメジャーで間違いなく結果を残すと思う」と、その根拠を語ってくれた。いったいどういうことか。菅野のどこに可能性を見出しているのか。
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