「腰痛の9割は医者なしで治せる!」坂戸孝志著
生理学博士であり、東京で「痛みの専門院」の院長を務める著者が開発した“緩消法”を紹介する本書。硬くなっている筋肉を緩め、骨盤の歪みも調整することで腰の痛みを和らげる方法だ。
まず椅子に腰かけて、膝の皿の上の、太ももの筋肉が始まるあたりから足の付け根に向かって叩いていく。両手のひらの小指側の側面を使い、できる限りの強さで叩くのがポイントだ。
これは、太ももの筋肉をほぐすためではなく、腰椎の1~4番周辺の筋肉の緊張を和らげるのが目的。
叩く順番や姿勢を守って行うことで、すぐに腰の軽さを感じることができるという。
事故により14年間腰痛に苦しめられたという著者の体験から編み出された緩消法。試してみる価値はありそうだ。
(KADOKAWA 781円)