『あたなの1日を3時間増やす「超整理術」』高嶋美里著

公開日: 更新日:

 仕事が忙しく自分の時間がない。やりたいことができない。そんな人が時間のムダを減らし、忙しさから解放されるためのメソッドを、14日間のプログラムで紹介している。
 1日目はデスク回りの整理。デスクワークに必要なモノを20種類に絞り、それ以外は処分する。2日目は書類の整理。書類の分類そのものが仕事の整理につながる。3日目は書類のデータ化。名刺もスキャンしてデータ化し、身の回りから紙を極力減らす。4日目はGoogleカレンダーでやるべきことの時間割を作成。5日目はいつでもどこでも仕事ができるように、仕事のデータを全てクラウド化。

 という具合に身の回りの整理、情報の整理を行い、それを習慣化すれば頭の中が整理され、仕事がどんどん速くなる。1日3時間、自分の時間を生み出せる、というわけだ。

 著者は双子を育てながらインターネットを駆使して年商3億円を売り上げているというすごい女性子どものころから時間の使い方に工夫を重ね、勉強も仕事も魔法使いに見えるほど速いという。そのノウハウを集大成した14日間のプログラムを実行すれば、「いつも忙しい」から脱皮できるかもしれない。

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動