人生を救う言葉編
「『今でなくとも』が『ついにとうとう』になることは実に早い」という宗教家のルターの言葉に背中を押されて立ち上がり、「過ちがないことではなく、過ちを改めることを重んじよ」の吉田松陰に励まされて挫折から復帰するもよし、モンテーニュの「己の慣習でないものを、人は野蛮と呼ぶ」で世界の多様性に目覚め、アイルトン・セナの「この世に生を受けたこと、それ自体が最大のチャンス」で笑顔を取り戻すもよし。悩み多き先人たちが自分に問い続けた英知がつまった言葉を、ピンポイントで手軽に服用できるのがありがたい。