「よさこい魂 踊れば夢は叶う」扇谷ちさと著

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 地元高知の「よさこい鳴子踊り」を国内各地から海外へと広めてきた著者がつづる半生記。

 親の離婚を機に荒れ、不良少女になった著者は、中学卒業後、看護師見習に。そんな中、友人の付き添いで通い始めたジャズダンススクールで、踊りに開眼。スクール仲間で作ったよさこいダンスチームのリーダーを務め、やがて自らダンススタジオを主宰するかたわら、よさこいチームの指導や振り付けの活動をするようになる。27歳で上京。結婚して専業主婦となったが、地元商店街が企画したよさこい祭りで指導を頼まれ、再びよさこいに関わるようになる。

 ついにはタイムズスクエア公演を果たすまで、不屈の心で夢をかなえてきた日々を振り返る。(幻冬舎 1200円+税)


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