「すぐ死ぬんだから」内館牧子著

公開日: 更新日:

 78歳の忍ハナは、夫の岩造と東京・麻布のマンションで2人暮らし。代々続く酒屋を経営していたが、今は長男の雪男に譲り、好きなように生きている。

 そんなハナのモットーは見た目ファースト。60代に入ったら、絶対に実年齢に見られてはならない、とオシャレに余念がなく、先日もシニア雑誌に声をかけられグラビアページに掲載されたばかりだ。

 ところが、「ハナと結婚してよかった」が口癖の岩造が突然、硬膜下血腫で亡くなったことで生活は一変。一時は生きる意欲を失ったハナだが、岩造に隠し子疑惑が浮上し、娘や息子を巻き込んだ調査へと進展していく……。

 ベストセラー「終わった人」の著者による終活小説。ハナの毒舌本音が痛快でクスリと笑える。

(講談社 1550円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  3. 3

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  4. 4

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  5. 5

    やなせたかしさん遺産を巡るナゾと驚きの金銭感覚…今田美桜主演のNHK朝ドラ「あんぱん」で注目

  1. 6

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  2. 7

    大阪万博を追いかけるジャーナリストが一刀両断「アホな連中が仕切るからおかしなことになっている」

  3. 8

    今田美桜「あんぱん」に潜む危険な兆候…「花咲舞が黙ってない」の苦い教訓は生かされるか?

  4. 9

    “下半身醜聞”川﨑春花の「復帰戦」にスポンサーはノーサンキュー? 開幕からナゾの4大会連続欠場

  5. 10

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり