「闘え! ミス・パーフェクト」横関大著

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 厚労省のエリート官僚だった真波莉子は、総理大臣栗林智樹の隠し子であることが発覚し職場を去った。現在は病院の立て直しなどを引き受ける「何でも屋」をしている。

 そんな莉子に、学生時代の麻雀仲間だった法務省官僚の川尻賢太から仕事のオファーが入った。過疎化に悩む川尻の生まれ故郷、長野県の王松村の活性化を依頼された。

 だが、莉子が王松村の職員の井上に依頼の概要を聞いた後、村長室を出たところで、天沼コンサルティングの天沼未央奈に声をかけられた。井上の上役が独自のルートで天沼に依頼したため、ダブルブッキングになってしまったのだ。

 完璧女が手ごわいライバルと闘いを繰り広げるエンターテインメント小説。 (幻冬舎 1870円)

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