千原ジュニアが患っていた「鼻涙管閉塞症」ってどんな病気?
15日に読売テレビで放送されたトーク番組「にけつッ!!」に、千原ジュニア(40=写真)が左目に眼帯をつけて登場。収録前日に目の手術を受けた様子を明かした。
ジュニアは01年にバイク事故を起こして眼底骨折などの重傷を負い、その後遺症によって涙腺が詰まり、本来は鼻に流れる涙が逆流して目からあふれてしまう症状に悩まされていた。かねて「テレビの本番とか舞台なんかで体温が上がると涙が出てくるので、すごい面倒くさい」と、8月末に手術を受けることも明かしていた。
■慢性的な炎症と癒着する
ジュニアが悩んでいたのは「鼻涙管閉塞症」という病気で、交通事故の後遺症に限った話ではない。都内の眼科医が説明する。
「人間の目の中では常に新しい涙が分泌され、“余分な”涙は目と鼻を結んでいる鼻涙管を通って鼻腔へと流れていきます。その鼻涙管が詰まってしまうと、涙がうまく鼻に流れなくなり、目からあふれてしまうのです。常に目が潤んだ感じでぼやけて見えたり、目やにがたまりやすくなったり、うっとうしく感じる患者さんが多い。涙嚢が細菌感染すると、目頭から膿が出るケースもあります」