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城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

70代でも心身キープ 十朱幸代と千葉真一に学ぶプロの精神

公開日: 更新日:

 その時以上に今回は若さを感じた。ありとあらゆることを続け、今も美しさを保っているのだろう。彼女は、女優として当然のことと考えているに違いない。

 同じことを感じたのが、俳優の千葉真一だ。女性誌に25歳の恋人がいると報じられた。その相手は3年前にも複数の週刊誌に交際を報じられた、当時女子大生だった人。報道後にいったん破局したが、最近、ヨリを戻したというのだ。千葉は「銀座でバッタリ会って、その後、食事をしただけ」と恋愛関係を否定している。

 が、僕は3カ月ほど前に、千葉が“凄い”という話を耳にしたばかりだ。ある関係者から「彼は夜の方も超がつくくらいの現役で、まるで20代の青年かと思うくらい、お元気」というのだ。

 千葉は現在、79歳になるので、そんなバカなと思ったが、「本当だ。間違いない」と強調するので、うらやましいと思うばかりだった。

 確かに、千葉は今も体を鍛えている。70代で、あるアクション俳優集団のトレーニングの場に特別指導として参加したことがあるそうで、若い俳優たちはレジェンドが来たと緊張したらしい。そして、その俳優たち以上のスピードと迫力でアクションを見せてくれ、感動したそうだ。

「芝居をするのに動ける体をつくっておくのは当たり前だ」

 そう千葉が語っていたのを思い出す。

 常に現役でいられる心身を保っている。十朱と千葉のプロフェッショナル精神にわれわれも学びたい。

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