テレビ朝日12月SP番組連発の異様…狙いは視聴率のぶっちぎり完全制覇のアリ
全日(6~24時)、ゴールデン(19~22時)、プライム(19~23時)のすべての時間帯で年間平均視聴率トップというのが3冠だ。
直近の数字を見ると、個人視聴率の3冠はほぼ確実、世帯視聴率も民放では3冠だが、ゴールデン帯はNHKに負けている。
これを12月の猛ダッシュで他局を引き離し、完全制覇にもっていこうというのだ。
「とにかくテレ朝の鼻息は荒い。社内を歩くと視聴率アップの檄文、各番組ポスターがベタベタ張ってあります。去年、悲願の世帯視聴率3冠を達成しましたが、個人はゴールデン帯を日本テレビに持っていかれ、2冠でした。個人視聴率は若い人にどれだけ見られているかの指標といわれているので、『テレ朝は中高年に強いけど、若い人には見られていない』という評判をひっくり返せなかった。今年は世帯・個人のダブル3冠で、全世代に支持されてますとアピールしたいでしょうね」(前出の編集デスク)
で、注目の番組は、玉川徹と長嶋一茂の暴走が楽しみな夜版「モーニングショー」(25日夜6時30分)と、NHK紅白歌合戦をどれだけ食うかの「ザワつく!大晦日」かな。
(コラムニスト・海原かみな)