肩こり、腰痛、眼精疲労…体の歪みに効く「ペットボトル温灸」
「“合谷”は親指と人さし指の間の水かき部分のツボ。肩凝りの人なら、そこを刺激した後で、ヒジを曲げたところにできたシワから合谷に向かって指3本分離れた“手三里”へ。さらに、首を前に倒したときに飛び出す骨の真下と肩の先を結んだ中間点の“肩井”を温めましょう」
最後は後頭部の下で、髪の毛の生え際の“風池”を狙う。
「お灸は遠いところから痛みのある場所に近づくことがコツです」
■世界が明るく見える
「手三里、肩井、風池を温めた後、眉毛と目尻を結んだラインのやや耳側のツボ(太陽)を刺激します。最後に目の周りのくぼんだところ全体をペットボトルの底で押し当てます」
その効果は抜群で、温灸後、世界が明るく見える人もいるという。
■腰痛はへそ下を温める
「腰痛持ちはお腹が冷え、腹筋の柔軟性を失った人が多い。まずおへそと恥骨の真ん中辺りを温めましょう。次にペットボトルをひざ裏に置き“委中”に押し当て、痛む場所は最後に刺激します」
これであなたもシャキッとする。